秋山文子さんとそばがらこんにゃくづくり

地元の蒟蒻芋を使い、地元のそばがらからアクを取り、手作りこんにゃくを学びます。
先生は梅酒や赤しそジュース、ゴーヤーのつくだ煮、ゆず入り豆もちなど常に食べ物を手作りしている文子さんです。
総社市よりご夫婦ともうすぐ3歳の女の子、勝央町から男性2人。岡山市から女性1人と地元の大人4人と子ども4人の14名の参加がありました。

こんにゃく芋を薄くスライスして火にかけ、茹でている間に出てくる文子さんの甘酒!これがまた美味しい!
そしてアク取りの実践。そばの茎をトタンの上で燃やして、炎がついている間に火ばさみで挟んで水の中へじゅっっと沈めます。
燃えている茎はしっかりした形ではないので、火ばさみではさむとたくさんは掴めず、ぼろっと崩れたりして、なかなか難しいです。やっぱり文子さんが一番上手。たくさん挟んでテキパキと水に沈めていきます。
バケツ一杯たまったら、別のバケツにざるを手ぬぐいを敷いて、漉すのです。この濾過が結構時間がかかります。
手ぬぐいの上に茎の灰が残りますが、それを濾材にしてアクは透明になって行きます。灰の山を壊さないようにそーっと注ぎます。
2回漉すのですが、これを2歳のひかりちゃんがひしゃくで掬ってそーっと注ぐ作業を飽きずに担当してくれたのが印象的でした。こんにゃくが大好き!なんだそうです。
(今回使う分のアクはスタッフで事前に作っておきました。)

こんにゃく芋が茹で上がったら、煮汁も適度に入れながらミキサーでドロドロにしてボウルの中でアクを入れながら手で混ぜ合わせていきます。
どんどんアクを吸って弾力を増していくこんにゃく芋。手が重たくなって来ます。アクに入れ過ぎはない、と文子さんは言いますがこんにゃくづくりに参加して3年目のスタッフもなかなか加減を覚えられません。
成形して仕上げにアクを塗ると表面が滑らかになるのが不思議。クドで沸かしたお湯の中に次々と入れて真ん中が固くなるまで茹で上げます。
水にさらして、お味見。美味しい!
手間ひま掛けて作られたこんにゃくは格別です。

パッケージ隊が袋詰めをしてくれて、翌日のそばまつりで販売されます。(スタッフ渋谷)

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▽透明になったアク

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こんにゃく作りは数あれど、昔ながらの灰汁を作って固める方法はなかなかお目にかかれません。
あやこさんのこんにゃくは、地元の蕎麦作りの友人に頼んで取ってもらっておいた、「そばがら」から灰汁(あく)をとって使います。
こんにゃく芋も地元産。丁寧に丁寧に人の手が関わって作るこんにゃくの味を、味わってみませんか?
できたこんにゃくは、翌日の12/10の昭和地区名産「そば」祭りにて販売します。
(もちろん試食、持ち帰りあり!)

日時:12月9日(土)9:00〜12:00
場所:あやこさん宅
集合場所:JR美袋駅、またはあそびのきち おひさま(岡山県総社市美袋1584-1)
JR美袋駅から車3分、徒歩7〜8分。そこから乗り合わせて行きます。場所がわからない方や、電車で来られる方はJR美袋駅で待ち合わせして行きましょう。
参加費:1,000円
用意:汚れてもいい格好、エプロン(割烹着が好ましい。蒟蒻芋ついたらとれませ〜ん。)

秋山文子さんとそばがらこんにゃくづくり

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前回までの様子はこちらから↓↓↓

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