コットンばーば:糸車と綿繰り機!

出てきた〜出てきた〜!
やぁ〜〜っと出てきた糸車と綿繰り機!
昭和地区のおしゃれ美容室「シスター」のけいちゃんが、つないでくれたご縁で、
宇山の陶山さん宅にあったという知らせを受けて、行ってきました!
伺うと何と3台もあって、しかもきれいに洗われ、修理がされていました。
竹で作った糸車、バラバラになっていたのを、おとうさんが竹を使って修繕してくれていたんです!!
さらに私が持参した簡易式の糸車のしくみを見て、
その場で藁ないしたかと思うと、すぐ指し棒と糸を取り付けてくれて、さらには、糸を巻き付ける取り外せるストローのようになっているべき部分を、女子竹を切って来て、替えの分も含めてちゃちゃっと作ってくれたんです!

陶山さんが子ども自分に、綿繰り機で種を出すのを手伝っていたり、おばあさんがしているのをうっすらと覚えているとか。
陶山さんは82歳だそうなので、もう何十年も昔のことです。
その後、蔵で眠って誰も糸紡ぎをしなくなって、
今日、その長年の眠りからさめて、陶山さんのおばあさんの次に、
糸紡ぎをさせてもらったのでした。
みんなで固唾を飲んで見守る中、
おそるおそるそれで糸を紡いでみると、、、、すごい!すごい威力。ちょっとの回転で「ヨリ」がかかってやり易い。カラカラと小気味よく回転すると同時に、
昔に止まった時間がするするとまた動き始めた気がして、なんだか、とても嬉しく光栄でした。

けいちゃんも糸紡ぎと綿繰り機を試してみました。「これおもしろい〜〜!」古いもの大好きけいちゃんは、糸紡ぎもすぐマスターしそう。
もうすぐもうすぐ、一歩一歩、「自分で作った綿でできたソックス」に近づいています!

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