リンちゃんのバンバンジーと餃子作り

暑い暑い８月８日。移住希望者のご家族と地域の方、総勢14人でバンバンジーと餃子作りという熱くて美味しいご縁作りの会をしました。
今回教えてくれたのは、中国から水内に結婚を機に移住して子供３人を育てながら働く元気で明るいリンちゃん。
○年前、日本人の夫と結婚し、初めて中国を出て、上海空港から岡山に来ました。空港から車でどんどん町を離れ、昭和地区に入っていくにつれとても心細くなったそう。また中国ではお墓は寺にあるものだから、ようやく着いた家の前にお墓があって「ここはお寺ですか？」と聞いた話など、「今では笑い話だけど！」と達者な日本語でカルチャーギャップのエピソードを教えてくれます。

さて、今回教わるバンバンジーは母の味？と聞いたら、中国にいた時は料理なんてしたことなかったのよ（朝ごはんもお粥などの露店がいっぱい並ぶそう）と驚きの答え。お店で食べて美味しかったら、なんとなくこんな感じかな、と作ってみて段々とお料理を覚えたというからすごいです。移住希望者さんのパパは台湾人だったので時々中国語が飛び交う中でお料理が進みます。リンちゃんのバンバンジーはもも肉。香味野菜と一緒にゆっくりじっくり茹でます。途中でアクを丁寧に取ったり、味を確かめながら作ります。パサつかなくて美味しいのよ、という通り、出来上がりは驚きのジューシー。細く切って、同じように細く切ったきゅうりに載せます。そしてもう１品。茹でたお汁はパパっとスープに変身。茹で方など、一つ一つはとても繊細なのだけど、全体にどっしりした大陸のあたたかみが感じられたお料理となりました。
テーブルの上では、愛プロメンバーは餃子作りをものすごいスピードで（おしゃべりもものすごいスピードでしながら！）進めていて、小さい子たちも餃子作りやキュウリの千切りを一生懸命やってくれました。餃子にバンバンジーと肉たっぷりお腹いっぱいの会でした。（スタッフ岡野）

元保育士の青野くんと移住希望のパパさん、スマホでエビカニクスを中国語で流し、２人で踊りました。
「蝦（シャオ）！」「蟹（シエ）！」のポーズ。