今年もお米をいただきました!

昭和暮らしプロジェクトではここ何年か母子移住者の皆さんにゆっくり話したり相談できたりする場を設けています。その際、各方面から頂いたお米やお菓子、お洋服などをお配りしています。

今年はコロナウィルスの影響で、母子の会も開催できないかも、と思っていた矢先、去年もお米をくださった和気町の延藤牧師より無農薬のお米をたくさんいただきました。母子の会はできずとも、総社市内でつながっているお母さんたち。
さっそく連絡を取り合い、お米をお渡しすることができました。

なぜ、わざわざ和気町の牧師さんが?と思われる方もいるかもしれませんね。
延藤牧師は、2011年3月11日の東日本大震災以降、和気町に立ち上がった(おいでんせぇおかやまさんが中心となり改装してくださいました)「やすらぎの泉」(現在は閉鎖)という母子避難のためのシェアハウスを長らく運営くださいました。100名を超えるお母さんたちが、ここで暮らし毎日笑って泣いて合宿みたいに濃くて切なくて暖かな日々を過ごしました。昭和暮らしのスタッフMも、2011年、岡山がどこにあるかもわからないままやってきて、ここで半年近くお世話になったのでした。それ以降のお付き合いです。歌も上手な延藤さんはギター伴奏と奥様のピアノによる歌声喫茶のようなものを昭和地区で開催してくださったこともあります。

「お米とっても助かる」
「正直コロナで本当に大変」

お届けしたお母さんたちのつぶやき、この辛さを大人がしっかり受け止めなくてはと感じました。
子どもたちはのびのびと楽しい今だけの時間をめいいっぱい過ごせるように、
昭和暮らしプロジェクトでも楽しいイベントを考えていきたいと思います。