ダブルダッチワークショップ

昭和地区ふれあい文化祭ーーーこれまではワタをタネから育てタオルになるまでの発表や、小学生によるおじいちゃんおばあちゃんインタビュー映画の上映など、を開催してきました。
今年はコロナのため、大きな活動も控えてたので、地域の人に昭和暮らしプロジェクトの役割をお伝えできることはなんだろう、と考えました。本プロジェクトの大きな柱の一つは、昭和地区の内外の人とご縁をつなぐことです。そう思い返した時、この1年たくさんのことを我慢して来た子どもたちに新しい風を吹かせて楽しい時間を過ごしてもらうワークショップは何かないかなと思いました。
そこで縄跳び、それも2本のロープを使って跳ぶ縄跳び「ダブルダッチ」を外部講師を呼んで教わることにしました。

2/27、岡山県ダブルダッチ協会の皆さんを講師に迎え、就学前の子から大人まで総勢21名が参加しました。講師、と言っても大学生から20代までの若い面々!です。
まず音楽に合わせたパフォーマンスが披露されました。あまりのカッコ良い演技に、子どもたちは大感動するも、縄を飛ぶ自信を喪失してしまったほどでした。しかし、お兄さんお姉さんたちの誘導に、次第に自分から二本の縄が回る中へ飛び込んでいくようになりました。
30分もすると、今まで飛べなかった子も笑顔で飛び始めています。4歳の幼稚園児から70代の方まで、講師のターナー(縄の回し手)が飛ぶ癖やタイミングに合わせてしっかり回してくれます。子どもの柔軟な思考と行動、それを上手に引き上げてくれる講師陣、みんな楽しそうです。

ちょっと長いかなと思って用意していた二時間はあっという間でした。今回お世話になったダブルダッチ協会理事の三谷さんは、岡山大学ダブルダッチサークルで活躍されていた方で総社市出身。豪雨の際にはボランティア活動で昭和地区にも来ていたとおっしゃり、ぜひこの昭和地区に楽しい時間を届けたいと、翌日ダブルダッチの大会というハードスケジュールの中、来て下さいました。
ワークショップ後も子どもたちが講師のみなさんからなかなか離れませんでした。人と人の触れ合いによって生まれるものが豊かにあることを改めて感じる1日となりました。
↓ワークショップの動画はこちらから↓
(スタッフ岡野)