木城さんを囲むそば打ちの会

なっちゃん家の改修の大工仕事を引き受けて下さっている木城(きしろ)さんに日ごろの感謝をこめてしげきさんと愛プロジェクト(以下愛プロ)メンバーがお食事会を企画しました。

しげきさんが手慣れた手付きで蕎麦を打つなか、愛プロの皆さんがそばつゆと助六寿司を作っていきます。
だしはなんと鮎から。この辺りでは夏に獲れた鮎を干して保存し、お正月のお雑煮の出しに使うそうです。
この貴重なだしを今回はそばつゆにしていただきます。

見よう見まねで蕎麦を切っていくふきこさん。すぐ隣りでしげきさんがそばを打っているので「揺らさんで〜」と恐々大きくて重い包丁を打ちたての生地におろしていきます。

助六寿司もきれいにできました。

和やかに始まるお食事会。しげきさんの大きな夢が語られました。
愛プロジェクトに宿泊する人たちや地域の人たちを四季折々の自然体験でもてなす計画・・・
春には菜の花やれんげの花畑、夏にはひまわり、トウモロコシなどの収穫体験、秋には蕎麦…。

豊かな里の暮らしを満喫するプログラム。実現へ向けて動き出しています。

お腹いっぱい、夢いっぱい。
木城さんの素敵な笑顔が見られた温かな会となりました。(スタッフ山本)

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▽鮎のだし

あゆのだしガラ

鮎だし

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ところで木城さんとは。。
「とにかく、すごい人がおるんよ!ちょっと行ってみよう!」と、ある日、いつもの勢いで愛プロメンバーが連れて行ってくれたのが木城さんの工房。
愛プロから歩くこと数分、木城さんというまさに名の通り、もう趣味というレベルでない広さや道具や作っている精巧な木工品がずらっと整理整頓されて置かれている工場がありました。
中でも目を見張ったのは、木の鳥かごです。それはもう繊細で美しいんです。
また地域の方の玄関にも木城さんの作品がありました。大きな昔の風車小屋です。
すごく時間がかかったと言われていましたがとにかく細かなところまで作り込んであって驚きました。そんな木城さんの腕ですから、今回のなっちゃん家の改修もすごく丁寧にしっかりとしてくださいました。基礎工事以外の主だったところは木城さんの技術と愛情が詰まっています。ぜひ遊びにきたらチェックしてくださいね。(スタッフ岡野)