高齢者体験

8月21日に予定している清梁園でのお仕事体験。
その前にまずは年をとると体がどう変化していくのかを学ぶため、社会福祉協議会から講師を招いてお年寄り体験をすることになりました。

まずは講師の石原さん、安原さんから説明をしっかり聞く子どもたち。

自分のおじいちゃん、おばあちゃんや身近なお年寄りがどんな具合かを思い出したところでペアをつくって「高齢者疑似体験セット」を身に付けてお年寄りになる人、付き添いをする人に分かれ交代で体験していきます。

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腕や足の関節が重く曲げ伸ばしがきかなくなるよう重りやベルトをつけて、
腰が曲がったままになるよう首からモモをベルトでつないで固定。

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目にはゴーグルをつけて緑内障による視野狭窄や白内障で視界が黄ばんで見える世界を再現します。

横から手を振られても気付く事ができなかったり、いろんな色のペンで字を書いてみると黄色はほとんど読み取れなくなってしまうことにゴーグルをつけたり外したりして「ほんまじゃ!」と驚く子どもたち。

(3)

やかんから湯のみに水を注ぐことも…こぼさずにやるのは結構難しい。

(4)

さあ、次は杖をついて外へ散歩に出かけます。
階段を慎重に下りて杖をつきつき歩く子どもたち。最初は余裕をみせてわざと走ったり、ガッツポーズをしていたけれど…だんだん自由のきかない体に疲れたのか「早く外したい」「もういい」とぼやきがちに。

(5)

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(6)

部屋に戻ってセットを外したときの解放感!
「お年寄りはこれが毎日なんだよ」と話を聞きながらリラックスタイム。

(7)
今日の気付きが様々な場面でいきてくれたらと願っています。(スタッフ山本)

 

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◎ 高齢者体験

高齢者疑似体験セット(特殊眼鏡、手足の重りなど)を装着して、日常生活動作を擬似的に体験することにより、加齢による身体的な変化(筋力、視力などの低下)などを体験してみます。

二人一組で介助する側とされる側になってみたいと思います。
社会福祉協議会より石原さんがガイドにきてくださいます。
大人も子どももぜひご参加ください。

日時:7月27日(木)13:00~15:00
会場:セミナーハウス(岡山県総社市美袋1584-1)
あそびのきちおひさまの近くです。JR美袋駅より徒歩10分。
参加費:無料