第1次支援金配布のご報告
- 2018/08/08
- プロジェクトの日常
この度の豪雨災害の募金に、多くのみなさまからご寄付いただき本当に感謝しております。
豪雨から一ヶ月となる8月7日で、第一回目の集計を行いました。
遠くはカナダから、近くは総社市内から総額419,460円(2018.8.7時点)が集まりました。
本日、みなさまからご寄付いただきましたものを直接被災者さん(計8件)へ手渡ししてまいりましたのでご報告致します。
昭和地区社協さんへ全額お渡しする予定でおりましたが、社協さんともお話しさせていだき、
当プロジェクトに関わりの深く、今回甚大な被害を受けたみなさまを中心にお配りし、
その残額を社協さんへ託すという形に変更させていただきました。
当プロジェクトでご案内して移住し、今回被災された2家族の皆様。
子どもをのびのびと育てたいと移住されたAさん。
学用品のほとんどを失い、大切にしていたたくさんのアルバムも泥にまみれてしまいました。
ご夫婦で移住されたBさん。
ご自宅は山の上で無事でしたが、仕事場の機械、材料など、大きな被害を受けました。
他に、昭和地区でプロジェクト当初からお世話になっている方や
あそびのきちおひさまを始めとして、昭和暮らしを支えてくださっている皆様
計8件にお届けすることができました。
心より、みなさまの暖かいお気持ちに感謝いたします。
今回ご寄付いただいた中には、当プロジェクトで空き家をご案内したものの総社に決まらなかった方からもあたたかいお手紙とともに支援金を頂戴しました。
ご縁作りの会を根っこにやって来てよかったと思いました。
また当プロジェクトでは、311東日本大震災の避難移住当事者が、スタッフとして活動しています。
今回は、避難移住の仲間からも多くご寄付いただきました。
昭和地区へいらしたことのない方からも多くご寄付いただいてます。
今回ご寄付をいただいた皆様、
エールをくださった皆様、
見守ってくださった皆様、
どうぞ、昭和地区へ遊びにいらしてください。
スタッフ一同、心を込めてご案内させていただく所存です!
(今年度も「ご縁作りの会」9月より開催していきます。)
☆復旧まで長期戦になりますので、ご寄付は継続して募集いたします。
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代表 山田より
長年、空き家のお世話をしてきて、岡山県や総社市をアピールする私のうたい文句は「災害のない土地で洗濯物がよく乾きますよ!」でした。
しかし、今回の出来事は、岡山で暮らして43年になりますが初めてのことでした。
テレビでは何度も何度も早めの避難を呼び掛け、携帯電話は夜中でも何度も避難勧告のメールが入りました。
そして夜が明けると、今まで見たこともない情景がテレビ画面から流れてきました。
私たちが空き家のお世話をした2家族も被災されました。私は今でも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
スタッフの声かけで支援金を集めることにし、皆さんの温かい気持ちを受け取ることができました。本当にありがとうございました。
8月8日におかやま昭和暮らしプロジェクトに関わりのあった家族、商店にお見舞いとしてお届けしました。被災されたなかにも、何とか頑張ろうと前向きな言葉を聞くことができ、少し安心しました。
その後もまだ支援金を送って下さっています。残りは昭和地区社会福祉協議会へ届け、被災者の皆さんに渡していただこうと思っています。
昭和地区だけでも被災家屋は261軒にもなります。皆さんが一日でも早く心休まる日が来ることを願っています。